2019/03/10 | カテゴリー:院長ブログ
みなさん
こんにちは!
山梨県甲府市のいのうえ整骨院では
「レントゲン検査・MRI検査の結果と痛みの原因は必ずしも一致しませんよ。」
と腰痛・坐骨神経痛を伴った腰痛患者さまにはご説明しています。
腰痛の85%はレントゲン検査やMRI検査などで何も異常は描出されません。
そのような検査上異常のない「腰痛」は「非特異的腰痛」といわれます。
それではレントゲン検査やMRI検査で異常が描出される
「特異的腰痛」といわれるものには「特異的腰痛」の約40%を占めるといわれる
前回のブログの中で説明した「椎間板ヘルニア」をはじめ「腰椎分離症」「腰椎すべり症」
「変形性腰椎症」「腰椎圧迫骨折」などがあります。
その「特異的腰痛」の中でも回復することに難渋する坐骨神経痛を伴う腰痛としては
これも高齢化社会ではその名前を知らない人の方が少ないと思われる
「脊柱管狭窄症」があります。
「脊柱管狭窄症」は今回の4月分から始めた
いのうえ整骨院の
自費治療プログラムである『仙骨バランス療法』治療ホームページブログで
これまでご紹介してきた椎間板ヘルニア」をはじめとした「腰椎分離症」「腰椎すべり症」
「変形性腰椎症」「腰椎圧迫骨折」が症状が長期化・悪化してくると
「脊柱管狭窄症」に発展してしまうと考えられています。
「脊柱管狭窄症」の「脊柱管」とは脳から始まっているトンネルのように神経束が入っている
背骨の空洞です。この脊柱管が何かのストレスによって細くなり、
また、「脊柱管狭窄症」はレントゲンやMRI検査により、「腰痛」の原因が特定されない
「非特異的腰痛」であっても長期間放っておくことで「脊柱管狭窄症」に
発展してしまうことも考えられます。「椎間板ヘルニア」であれば飛び出した髄核が、
「変形性腰椎症」では変形して生じた骨棘が、「腰椎すべり症」であれば
ずれた腰椎が脊柱の中の神経を圧迫してしまうことにより
「脊柱管狭窄症」を発症してしまうリスクがあります。
つまり、レントゲンやMRI検査により、「腰痛」の原因が特定されない
「非特異的腰痛」であっても、「椎間板ヘルニア」をはじめとした
「腰椎分離症」「腰椎すべり症」「変形性腰椎症」「腰椎圧迫骨折」という
レントゲンやMRI検査により一応画像上、傷病が特定される
「特異的腰痛」であっても早めに適切な治療を行っていくことが大切という事になります。
いのうえ整骨院では
身体のゆがみ・自律神経測定など全身の状態を測定して、
全身的にも回復しやすい状態にしながら、
局所的なアプローチをスーパーライザー照射、ハイボルテージ通電、ライズトロン、
ソーマダインなどの治療器を使い、
手技治療を加えながら、厄介な「脊柱管狭窄症」の治療をはじめ、
レントゲンやMRI検査により、「腰痛」の原因が特定されない
「非特異的腰痛」、「椎間板ヘルニア」をはじめとした
「腰椎分離症」「腰椎すべり症」「変形性腰椎症」「腰椎圧迫骨折」など
「特異的腰痛」の治療に取り組んでいます。