2019/03/24 | カテゴリー:院長ブログ
みなさんこんにちは!
腰痛で山梨県甲府市のいのうえ整骨院に来院される人は
「朝起きた時にしばらく痛い」「椅子に座っているだけでも痛い。」と
このような訴えをする人がいます。
なぜ、眠っている安静状態から起きる時に痛いのでしょうか?
なぜ、動きのない座っている状態が1番痛いという人がいるのでしょうか?
そのような原因を突き止めていかないと
「腰痛」や「坐骨神経痛」の根本的な解決にはなりません。
前回までに「椎間板ヘルニア」や「腰椎分離症」「腰椎すべり症」「変形性腰椎症」
「脊柱管狭窄症」「腰椎圧迫骨折」などのレントゲン検査やMRI検査などで
異常個所(その画像検査で描出される部位も必ずしも痛みの原因と一致するとは限りません)が
一応わかる「特異的腰痛」のお話をいたしました。
しかし、「腰痛」や「坐骨神経痛」の最終型ともいえる「脊柱管狭窄症」になってしまう
までの過程としては「椎間板ヘルニア」や「腰椎分離症」「腰椎すべり症」「変形性腰椎症」
「脊柱管狭窄症」「腰椎圧迫骨折」などの「特異的腰痛」と
レントゲン検査やMRI検査などで描出されない原因不明とされる
全腰痛の85%といわれる「非特異的腰痛」といわれるもの。
「特異的腰痛」「非特異的腰痛」の2つはあくまで「腰痛」であって
別ものではありません。あくまで画像検査等で異常が描出されるか?否か?
という事になり、悪化することにより、原因不明といわれる
全腰痛の85%といわれる「非特異的腰痛」も「脊柱管狭窄症」になります。
よく、腰痛や坐骨神経痛でいのうえ整骨院に来院される患者様の
腰痛治療や慰安マッサージの経験のお話の中で
「骨盤のゆがみを矯正してもらったのですが腰痛が治りません」
「マッサージ(もんで)してもらってもその時だけで・・・」
「骨が痛いような気がするのですが」
「ヘルニアって手術しないと治らないのですか」
「腰が痛いときは安静が良いのでしょうか?」
「私の腰痛は一生治りませんか?」
このようなことをよくお聞きします。
実際、いのうえ整骨院でも
いのうえ整骨院の治療体系である7つのバランスを整えながら
治療を組み立てていく『仙骨バランス療法』では
身体バランス調整の中で骨盤・骨格・関節・頭蓋骨調整等を行っていきます。
もちろん、腰痛・坐骨神経痛を回復させるためには骨盤矯正は必要ですが、
骨盤矯正だけでは治りません。いのうえ整骨院では
「ほぐし」と称した「もみほぐし」も行っていません。
このような行為は根本回復を考えた場合、まったく意味のないものになります。
よく、「私は骨の上が痛いような気がします。」
このようなことを訴える人もいますが「骨」には神経がありません。
よって、骨は痛みません。しかし、骨膜には痛みを感知する
ポリモーダル受容器が豊富なので骨膜は痛みを感じます。また、腰痛が重症化してくると
椎間板(椎間板も受容器がないので椎間板自体も痛みません)に神経が入り込んでしまい
椎間板に痛みが生じるケースも考えられます。重症化してきていると考えてよいです。
多くの皆さんが「私の腰痛・坐骨神経痛このまま放っておいたら・・・」
と心配になる人が多い椎間板ヘルニアも多くの場合、自然治癒していくことは
前回までの免疫反応を高めてマクロファージを活性してあげる。
という事で椎間板ヘルニアは回復できることのお話も致しました。
山梨県甲府市のいのうえ整骨院・いのうえ整体院では
例えば急性腰痛「ギックリ腰」においてもいのうえ整骨院では
いのうえ整骨院オリジナルストレッチ等を皆様に御指導しています。
腰痛=安静という概念は現在の腰痛治療においてはありません。
そして、このような問題をクリアしていくことで
長年悩んだ腰痛・坐骨神経痛の痛みの回復が目指せるという事になります。