2019/06/23 | カテゴリー:院長ブログ
みなさん
こんにちは!
山梨県甲府市のいのうえ整骨院に来院される方で多いのは
まず、腰痛・坐骨神経痛の患者さまと言えると思います。
いのうえ整骨院では腰痛を先ず
西洋医学的検査(レントゲン・MRIなど)でわかる腰痛(特異的腰痛)と
レントゲンやMRIで分かりにくい腰痛(非特異的腰痛)とを見分けることが大切と考えます。
みなさんが傷病名をよくご存じの椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症・腰椎分離症・腰椎すべり症・
腰椎圧迫骨折・変形性腰椎症などはレントゲンやMRIで判断できる
特異的腰痛といわれます。
一方、レントゲンやMRIで判断しにくい非特異的腰痛は
椎間板性腰痛・椎間関節性腰痛・仙腸関節性腰痛・筋筋膜性腰痛・上殿皮神経障害など
聞きなれない傷病名か並びます。
しかし、この聞きなれない椎間板性腰痛・椎間関節性腰痛・仙腸関節性腰痛・筋筋膜性腰痛・
上殿皮神経障害などといわれる腰痛や坐骨神経痛の原因となる
非特異的腰痛が全腰痛や坐骨神経痛の85%を占めるといわれています。
また、坐骨神経痛には腰痛を伴わない梨状筋症候群という傷病もあります。
梨状筋症候群もレントゲンやMRI・CTなどでは
原因のわかりにくい神経痛となります。
いのうえ整骨院ではこれ等の腰痛をしっかりと分類して、
また、組み合わさって起きている腰痛や坐骨神経痛の状態も見極めながら
腰痛や坐骨神経痛に対して
早期に回復でき、再発しない施術を心掛けています。
腰痛や坐骨神経痛を見ていく上で
整形外科的テスト法を腰痛や坐骨神経痛の鑑別として重要視しています。
当院に来院される人の中には腰痛や坐骨神経痛で
既に整形外科や病院で診てもらい、その後いのうえ整骨院に来院される人も多くいます。
その様な人たちはレントゲンやCT、MRI検査などで
「椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症・腰椎分離症・腰椎すべり症・腰椎圧迫骨折・変形性腰椎症など」
と診断されて来院されるか?
「椎間板性腰痛・椎間関節性腰痛・仙腸関節性腰痛・筋筋膜性腰痛・上殿皮神経障害など」
とは診断されずに「検査上は特に異常なかった。」と言って来院されます。
その様なレントゲンやCT、MRI検査などで
異常のある腰痛や坐骨神経痛である特異的腰痛であっても
異常のわからない非特異的腰痛であっても
いのうえ整骨院では特異的腰痛である
椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症・腰椎分離症・腰椎すべり症・腰椎圧迫骨折・変形性腰椎症などでは
他の筋筋膜性腰痛や仙腸関節炎等が併発していないか?
非特異的腰痛である検査ではわかりにくい
椎間板性腰痛・椎間関節性腰痛・仙腸関節性腰痛・筋筋膜性腰痛・上殿皮神経障害などを
整形外科的テストのSLRtestやファデーフ・ファベレーtest、ケンプtestなどにより
その腰痛の種類を見極めることはとても大切であると思います。
また、パトリックtest等により股関節等に病変がないか?
このようなことを診ていくことは腰痛・坐骨神経痛の施術を進めていく上で大切と
当院では考えています。
なんといっても、腰痛やそれによもなう坐骨神経痛の85%は原因不明といわれていた時期もあります。
これはあくまで腰痛患者様の85%がレントゲンやCT、MRI検査などで
原因が見つけられない。という事を言っているのであって
「原因もないけど腰痛になっている。」という事ではありません。
「あなたの腰痛は特に異常なしと言われれば・・・気のせいなの?」
と考えてしまうことは通常でしょう。
その様な85%がレントゲンやCT、MRI検査などで原因の特定できない
非特異的腰痛である椎間板性腰痛・椎間関節性腰痛・仙腸関節性腰痛・筋筋膜性腰痛・上殿皮神経障害など
また、特異的腰痛である椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症・腰椎分離症・腰椎すべり症・
腰椎圧迫骨折・変形性腰椎症などの疼痛の他の原因などを
シッカリ診ていくことが腰痛・坐骨神経痛の施術にとても大切であると考えます。