- 胸郭出口症候群といわれた
- レントゲン検査で「異常なし」といわれたが肩こりがひどい
- MRI検査では「異常なし」だったが腕がしびれる、だるい
- 肩こりが余計にひどくなっている
- 首コリ～頭痛がつらい
- 首の前側もこってくる
- 首コリ、肩こりだけでなく背中もコル
- 腕がしびれる
- 手に力が入らないような感じがする
- 手を挙げた作業(洗濯物を干す・電車のつり革につかまる)で腕がだるい
- 腕がむくんでいるような感じがする
胸郭出口症候群は
主に肩こりや首の痛みに手のしびれを伴います。
胸郭出口症候群は
斜角筋症候群・肋鎖症候群・小胸筋症候群の総称となります。
筋肉による腕に走行する腕神経叢の圧迫と考えられるので
レントゲンなどでは何も描写されることが少ないので
シッカリと整形外科的徒手テスト等を行い
筋肉へのアプローチが必要と考えられます。
なぜ、「胸郭出口症候群」が起こってしまうのでしょうか？
胸郭出口という頸部下部から鎖骨周辺の
胸郭出口という部分を構成している骨や筋肉群により、
神経や血管が圧迫されて発症します。
腕神経叢という腕に広がる神経の集まりが胸筋出口という部位で斜角筋に
外側では血管や神経が鎖骨や肋骨で圧迫されることが原因となりますが
血管・神経の圧迫が腕を下げたり、上げたり、
横に上げたりで強くなるため症状が起こります。
「胸郭出口症候群」は神経や血管の絞扼(しめつけられている)部位によって
斜角筋症候群・肋鎖症候群・
小胸筋症候群(過外転症候群)に分けられます。
細かくは鎖骨下筋症候群・第一肋骨症候群をいれた総称を
「胸郭出口症候群」と呼んでいます。
筋力の弱い女性や男性では力仕事を行う人には
「胸郭出口症候群」が起こりやすいといえます。
山梨県甲府市のいのうえ整骨院で「胸郭出口症候群」を解決する方法とは？
「胸郭出口症候群」の原因となる腕神経叢・鎖骨下動脈は
第５頸神経～第１胸神経から分布し、
前斜角筋・中斜角筋の間を通って、鎖骨と第一肋骨・小胸筋という
鎖骨の外側下に位置する筋肉に走行します。
つまり「胸郭出口症候群」を治すには前斜角筋や中斜角筋・小胸筋による
神経の圧迫を取り除いてあげることが必要となります。
いのうえ整骨院にはスーパーライザー・ライズトロンといった筋肉組織の深部まで
治療の行える治療器を設置しています。
また、「胸郭出口症候群」は筋力の弱い女性や力仕事をする男性に多いという事からも
肩甲骨回りの筋力バランスを整えていくことも大切です。
そのような筋力アプローチもしっかりと行いながら
自律神経バランス等の調整が必要な場合では全身的な治療もプラスしながら
「胸郭出口症候群」の治療を行っています。
そのまま、「胸郭出口症候群」を放っておくとどうなってしまうのか？
「胸郭出口症候群」では最初は肩こりや肩甲骨回りの痛みが多く、
「肩こりちょっとひどくなってきた」と放っておくことで
前斜角筋・中斜角筋の間からは肩甲背神経も走行しているので背部痛や上肢がむくんでくる。
肩こりや首コリがひどくなるので肩こり型の
大後頭神経や小後頭神経を圧迫するため起きる筋肉緊張型頭痛も
発症しやすくなります。
また、主に肘の内側から小指側にしびれ感や刺し込むような
痛み、ビリビリした不快感も起こります。
握力低下が起こると手の筋肉の萎縮も起きます。
神経の痛みが起きる斜角筋症候群・肋鎖症候群・
小胸筋症候群(過外転症候群)といわれる
「胸郭出口症候群」は早めにひどくならないうちに治していくことが大切です。
「胸郭出口症候群」でお困りの人は山梨県甲府市のいのうえ整骨院までお気軽にご相談ください。
ここまで熱心にご覧になっていただいた方にはお分かりかと思いますが
「胸郭出口症候群」は「もんだり」「マッサージ」では治りません。
「胸郭出口症候群」は神経・血管を筋肉で圧迫するので
レントゲンやMRIではわかりにくいのが現状と言えます
アドソンテスト・ライトテスト・３分間挙上テスト等で原因をしっかりと把握して
早めに治療を行っていくことが大切です。
「胸郭出口症候群」は基本「保存療法」が基本となります。
シッカリ筋肉のバランスよくしてあげながら
神経・血管絞扼を起している筋肉にアプローチできる治療が大切です。
