2019/11/05 | カテゴリー:院長ブログ
みなさん、こんにちは!
現在の便利なネット社会、パソコン業務の増加、スマホの普及の代償として、
正しい呼吸方ができていない人は増加しています。
正しい呼吸ができていない人は実に10人中9名といわれています。
パソコン業務などで背中を丸くして「猫背」で座っていると
横隔膜を使って、正しい深い呼吸ができなくなってしまいます。
胸郭が広がらない呼吸は「肩呼吸」「首呼吸」となり、
肩の筋肉や首の筋肉を小刻みに動かす呼吸となるので肩の筋肉や首の筋肉の筋疲労が生じてしまいます。
人間が1分間に8回呼吸をするとすれば1時間(60分)では8×60分で480回となります。
一日に計算すると24時間×480になり、11.520回になります。
つまり、1日で肩の筋肉や首の筋肉を11.520回動かしていることになります。
もし、同じ動きで手を11.520回動かせばどうなるでしょうか?とても疲れるのではないでしょうか?
このような「肩呼吸」「首呼吸」がひどくなれば就寝中も「肩呼吸」「首呼吸」になり、
よくいのうえ整骨院に肩こりや首コリを訴え来院される人の中にも
「朝起きてもう肩が凝っている。」「朝起きて、いきなり頭痛がする。」
こんなことで困っている人も多くいます。
このような人は就寝中もずっと「肩呼吸」「首呼吸」で寝ているのかもしれません。
「肩呼吸」「首呼吸」の状態ではリラックスして眠ることはできません。
「眠り」もレム睡眠である「浅い眠り」が多くなってしまうことも考えられます。
このような「肩呼吸」「首呼吸」状態で「肩こり」「首コリ」が生じてしまっている人は
もんだり、マッサージしてもらっても「もんでもらっている間」だけの気持ちよさのみで
「モミモミ」終了時点ですぐに「肩こり」「首コリ」を感じてしまうことでしょう。
シッカリと根本である「呼吸調整」を行いながら「肩こり」「首コリ」に
アプローチしていくことが大切です。