水泳肩｜山梨県甲府市のいのうえ整骨院

水泳肩と呼ばれる水泳による肩の障害は

水泳における身体の障害でも最も頻度が多いといわれています。

水泳は、全身運動で中高年以降の方でも愛好者が多く、

水泳による肩の障害は多くなっている傾向と言えます。

水泳肩の病態としては専門的には肩峰下のインピンジメントによる障害と言えます。

その原因としては

○肩甲骨の動きや肩関節の動きが乏しい。

○肩関節の不安定性(棘上筋などの肩甲骨に付着する深部筋の筋力低下など)

○胸筋・背筋(肩甲骨内側菱形筋等)のバランス

○使いすぎ(オーバーユース)

等が考えられます。

特にクロールやバタフライなどの肩を大きく使い、泳いでいく泳法では

肩関節に大きな負担となることが考えられます。

動きの多彩な肩関節は関節を保護、補強するために多くの筋肉が付着、覆っています。

この筋肉の肩関節を覆って、安定させる棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋により

構成される腱板がクロールやバタフライの腕を大きく動かし泳ぐ際に

上腕骨の大結節とこすれてしまう事により生じると考えられます。

水泳肩に限らず、スポーツ障害での痛みや不調では

肩関節の痛みでも肩関節だけに着目するのではなく

下半身の軸(安定性)を含めたバランスの調整は

早期回復・再発予防に大切と言えます。

水泳肩では適度な安静に加え肩関節の可動域・安定性の調整が必要となり、

いのうえ整骨院では

局所の炎症を抑え、血流を促進させ回復を早めるために

スポーツ障害の治療に多く使用されている

ソーマダイン、スーパーライザーやハイボルテージ等を駆使して、

立体動体波により筋力促通運動を行いながら

水泳肩の治療を行っています。

肩の安定性を強化していきながら治療を進めていくことが重要なので

いのうえ整骨院では水泳肩に限らず、肩の安定性を強化・維持する

棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋で構成される

腱板の強化の体操指導等を行い、水泳肩の施術を進めていきます。

インピンジメント症候群は組織が運動の際に

「こすれる」「引っ掛かる」「圧迫される」

ことにより疼痛が生じてきます。

そのまま放っておくことで炎症がさらに強くなったり、

筋力の低下や関節の動きの低下につながってしまうリスクもあるといえます。

快適な運動(水泳など)ができるように早めに適切な処置を行うことが大切と言えます。

いのうえ整骨院では水泳肩に限らずスポーツ障害に対して

スポーツ活動を完全に中止させないで

スポーツの質量を調整しながら、治療を進めていきます。

治療に使う治療機器もスポーツ障害治療の現場で使われている

最新治療機器を多く設置しています。

水泳肩でお悩みの方はいのうえ整骨院に御気軽にご相談お待ちしています。