
- レントゲン検査で腰椎がつぶれているといわれた
- レントゲン検査で軟骨がすり減っているといわれた。
- CT検査で「骨に棘(骨棘)が出ている」といわれた。
- 腰が長期間痛くてつらい
- 足がしびれて苦しんでいる
- 腰がだんだん曲がってきている気がする
変形性腰椎症はレントゲンなどで病態がわかる特異的腰痛の1つです。
変形性腰椎症の痛みは
「骨が変形して痛いのではもう何をしても治らないのでは?」
と考えてしまう人も少なくはないと思われます。
たしかに骨が変形したものが元の状態に戻ることは難しいと思います。
変形性腰椎症と診断されても実際の痛みとしては
変形に対する筋肉のバランスを崩してしまったり、
痛みにより体を動かすことを制限してしまう事により
筋力のバランスを崩してしまったり、
変形しているところをかばう事で、
変形しているところの椎間関節が硬くなってしまったり、
仙腸関節という骨盤の関節がずれたり、硬くなってしまう事で
疼痛を引き起こしていることも考えられます。
変形性腰椎症に「筋膜性腰痛」
「椎間関節性腰痛」「仙腸関節性腰痛」という
レントゲン等の検査では何も悪いところが見つからない
非特異的腰痛を合併するパターンと言えます。
また、強い痛みではこれもレントゲン等ではわかりにくい
椎間板の微小な傷が生じてしまったことも考えられます。(椎間板性腰痛)