TFCC損傷(三角繊維軟骨複合体)｜山梨県甲府市のいのうえ整骨院

TFCC損傷(三角繊維軟骨複合体)は一般的には聞きなれない言葉だと思います。

まず、ＴＦＣＣ(Ｔｒｉａｎｇｕｌａｒ・Fibrocartilage・Complex)は

前腕の親指側の橈骨という骨と小指側の尺骨、手首の手根骨という骨の間を支える

軟部組織です。その組織の間が不鮮明であるという事から複合体と呼ばれています。

この三角繊維軟骨複合体に転倒などの外力が及んだり、

過度に回外という前腕を親指側に捻られるストレスが原因となり、

三角繊維軟骨複合体が損傷され、痛みを生じるものが

TFCC損傷(三角繊維軟骨複合体)と呼ばれます。

TFCC損傷(三角繊維軟骨複合体)を受けやすいスポーツは

転倒することの多い、自転車競技や柔道

手をつく動作のある床体操競技

直達外力が手首にかかりやすい野球などが考えられます。

TFCC損傷(三角繊維軟骨複合体)は繰り返す外力によっても

発症するスポーツ障害とも言えます。

TFCCは手首の小指側にあって、前腕骨を構成する橈骨/尺骨の間を結ぶ

靭帯・腱・軟骨などで構成する軟部組織により構成されています。

この場所をTFCC(三角繊維軟骨複合体)と呼ばれています。

TFCCは手関節の特に小指輪の安定性やバランスをとる働きを行うと考えられます。

TFCC損傷(三角繊維軟骨複合体)の急性期では

局所の安静も重要となります。

TFCC損傷(三角繊維軟骨複合体損傷)に限らず、

痛みにおいて炎症を早期に取り除くことが

大切になるので、いのうえ整骨院では

筋肉の活動を促し代謝を促進できるように

ソーマダインという特殊微弱電流治療器により、細胞の活性を図り、

超音波やスーパーライザーを使い、炎症物質や疲労物質の代謝を促す、

ハイボルテージという、高電圧治療器での筋肉の再活性等を狙いながら

そのような特殊治療器を併用しながら、

骨格矯正・関節調整などを行い

TFCC損傷(三角繊維軟骨複合体)の治療を進めていきます。

TFCC損傷(三角繊維軟骨複合体)も

最初のうちは手首を親指側・小指側に回す動作だけが痛いという事で

我慢しながらスポーツや日常生活を続けていくうちに

痛みにより動作が限定されてしまい

だんだん日常生活にも支障を生じてしまうことも考えられます。

しっかりと安静期間は安静にして、

炎症を早期に取り去る。関節の可動域を元の状態に戻す。

筋力も筋肉が従来の個々の筋肉の働きができるように

戻してあげる治療が大切だと言えます。

TFCC損傷(三角繊維軟骨複合体)は通常の捻挫などよりも回復しにくい

痛みです。それは手関節の回内・回外の動きで痛みが生じる特性から

スポーツ活動や日常生活においても

なかなか安静がしにくい部位であることも回復が悪い１つの原因と言えます。

いのうえ整骨院では自宅でのストレッチ方法等も指導しながら

TFCC損傷(三角繊維軟骨複合体)の治療を行っています。

なかなか治らない手首の痛みやTFCC損傷(三角繊維軟骨複合体)で

お悩みの人はお気軽にご相談ください。