- 腰を後ろにそらすと腰痛がひどくなる
- 長時間立っているのがつらい
- 柔らかいソファーなどで腰が沈んだ状態で座っていると腰痛がひどくなる
- 柔らかいベッドなどで腰が沈んだ状態で仰向けになっていると腰痛がひどくなる
- 長い間腰痛に苦しんでいる
- だんだん腰痛がひどくなってきている
- 足までしびれてきている
- ぎっくり腰を繰り返す
- レントゲン検査で異常がないが腰痛がつらい
椎間関節性腰痛は
急性椎間関節性腰痛と慢性椎間関節性腰痛と分けられると考えられます。
急性の椎間関節性腰痛は“いわゆるぎっくり腰”に入るもので
既にいのうえ整骨院ホームページにアップしていますが
ぎっくり腰の中の腰椎捻挫に入るものが急性椎間関節性腰痛になります。
ここでは慢性の椎間関節性腰痛についてのご説明となります。
慢性の椎間関節性腰痛ではすでに腰痛発症から時間が経過してしまっていることが多く
関節可動域も制限されることも少なくないと思われ
腰をそらすと痛い、腰を斜め後ろにそらす(ケンプテスト)動作、腰を回旋する動作
等により腰痛が誘発されることの多い腰痛と言えます。
なぜ、「椎間関節性腰痛」が発生してしまうのかというと？
痛みを感じる「侵害受容器」は真皮・筋膜・関節包に多く存在しています。
椎間関節自体は痛みを感じる「侵害受容器」が多く含まれています。
椎間関節に股関節や膝関節と同じように過度なストレスがかかることで
「椎間関節性腰痛」が生じます。
椎間関節への負担は「腰椎を反らす。」
「腰を回す」という動作で増加してしまいます。
「椎間関節性腰痛」はもともと前弯(腰椎が前に反っている状態)の強い
腰椎の下(第４・第５・仙骨間)に多い腰痛で
「腰椎を反らす。」「腰を回す」という動作を
多く行う仕事やスポーツを行っている人に
多い腰痛と言えるので若い方の「原因不明腰痛」の中でも
多い腰痛の形という事ができます。
「椎間関節性腰痛」は椎間板の変性が起こり、
椎間板がつぶれてくると、椎間板への負担が大きくなることで
椎間関節が変形することで変形性腰椎症に進んでいきますが
椎間関節の変形性の変化によって、椎間関節の侵害受容器を多く含む
関節包などに炎症性の疼痛が起きることもあり、「椎間関節性腰痛」は
中高年以降にも発症する腰痛と言えます。
山梨県甲府市のいのうえ整骨院で「椎間関節性腰痛」を治療するには？
脊椎の骨は椎間板と椎間関節で構成されて、
腰部であれば上位腰椎とその下の腰椎で連結します。
主に椎間板は前側の加重、椎間関節では後ろ側の加重を支えています。
この腰椎への加重ストレスを考えると例外もありますが
前屈で痛い場合は椎間板に問題のある腰痛(椎間板性腰痛)
後屈や回旋で痛みが出現あるいは増強する場合は
椎間関節に問題がある腰痛(椎間関節性腰痛)
と分類することができますが
その他「腰椎の近くを圧すると痛い」「運動で痛いが増強する」
「痛みの範囲が神経の走行と必ずしも一緒にならない。」などがあるといわれますが
これも絶対ではないし、他の腰痛と合併したり、
他の腰痛でも同じような症状は起こることも考えられます。
しかし、椎間関節性腰痛はレントゲン等では異常が見つからないことの多い腰痛です。
シッカリと「ケンプテスト」等の整形外科テクテスト法や
圧痛点の確認、
可動域の制限や日常の痛い動作、
ご本人様の自発痛部位等を確認して
他の様つ痛等と鑑別していく必要があります。
椎間関節性腰痛では
椎間関節性腰痛には椎間関節へのストレスを少なくすることが大切です。
それには骨盤の「前傾」「腰が反った状態」を矯正することが大切であり、
腰椎の周りの「体幹を構成する筋肉群」の強化も必要となります。
いのうえ整骨院では他の腰痛であっても同様と考えますが
まずは患者様の一番の苦痛である腰痛や坐骨神経痛のしびれを取り除くこと
そして、その回復した状態を維持していくためには
その腰痛に対する運動療法がとても重要と考えます。
椎間関節性腰痛ではその痛みが生じる動作によって違いますが
腰部周りの筋肉群・体幹を構成する筋肉の強化はとても大切です。
いのうえ整骨院では椎間関節性腰痛に対する
運動指導も行いながら椎間関節性腰痛の根本治療を心がけています。
そのまま「椎間関節性腰痛」を放っておくとどうなってしまうか？
「椎間関節性腰痛」は若年者やスポーツ選手にも多い腰痛と言えます。
当然「椎間関節性腰痛」がひどくなってしまうことにより、
学業や仕事に支障が出たり、
スポーツパフォーマンスの低下につながってしまいます。
腰椎に変形が起きてきている人であっても
初期段階ではレントゲンやMRI検査では異常がわからないことが多く
椎間関節の炎症から脊髄末梢神経への刺激が
下肢へのしびれや痛みとなることもあります。
「椎間関節性腰痛」でお困りの人は山梨県甲府市のいのうえ整骨院にご相談ください。
「椎間関節性の腰痛」はレントゲンやMRI検査では
病態がわからないことが多い「腰痛」です。
いのうえ整骨院ではそのような「原因不明の腰痛」に対して
シッカリと問診・触診・動的検査・整形外科的徒手検査等を行うことで
「椎間関節性腰痛」といわれる
腰痛の原因にアプローチできる治療に心がけています。
「椎間関節性腰痛」の治療に対してもスーパーライザーPX・
超音波・ハイボールテージ・ソーマダイン・
半導体レーザー・ライズトロン・立体動体波等を局所的に使いながら
骨盤矯正や骨格・関節調整を行ない、
全身的にも自律神経等に全身的にアプローチしながら治療を組み立てていきます。
