- ジャンプをする競技をしている(バレー、バスケット、走り幅跳びなど)
- 膝のお皿の下あたりに痛みが起きる
- 膝のお皿の上辺りが痛い
- 走ると膝のお皿の下(上)あたりが痛い
- 階段昇降で膝のお皿の下(上)あたりが痛む
- 膝のお皿の下が腫れた感じがする
- 膝のお皿の上にツッパリ感がある
- レントゲンでは「異常なし」といわれた
膝蓋靭帯炎・大腿四頭筋腱付着部炎(ジャンパー膝)は
10~30歳代の人に好発するといわれています。
スポーツの種類としてはバレーボールやバスケットボールなどのジャンプすることの多い
スポーツに多いといわれています。
ジャンパー膝の多くは膝のお皿(膝蓋骨)の下についている膝蓋靭帯に
痛みなどの不調を感じる膝蓋靭帯炎を言いますが
膝のお皿(膝蓋骨)の上に痛みなどを生じる大腿四頭筋腱付着部炎も
ジャンパー膝の1つと考えられます。
スポーツでジャンプやダッシュを繰り返すような動作を行う事で
膝蓋腱が過度に引っ張られて、微小な傷がついてしまったり、炎症が生じることにより
膝の膝蓋靭帯に疼痛が生じてしまうことになります。
膝蓋靭帯炎・大腿四頭筋腱付着部炎(ジャンパー膝)になってしまうと・・・
両脚スクワットでは60~80度に膝を曲げた時点で運動痛が生じるといわれます。
患側片脚スクワットでは30度くらいで痛みが起きるといわれます。
膝蓋靭帯炎・大腿四頭筋腱付着部炎(ジャンパー膝)と似たような部位の痛みとして
オスグットシュラッター病【成長期の膝蓋靭帯付着部(脛骨粗面)が痛い場合】
シンディング・ラルセン・ヨハンセン病【膝のお皿(膝蓋骨)の下縁が痛い時】
等があるのでこれらの鑑別をしながら施術を進めていくことが大切であると思われます。