- ランニング中に、足のうちくるぶしの後ろ辺りが痛くなる
- スポーツのジャンプする動作でうちくるぶしが痛い
- 捻った覚えもないがウォーキングで足の内側が痛くなってきた
- 長時間の立ち仕事をしているがうちくるぶし当たりの痛みがだんだんひどくなってきた
- うちくるぶしのあたりが原因なく痛みだしたがレントゲンでは異常がないといわれた
後脛骨筋はふくらはぎ~うちくるぶしの後ろ~土踏まずに付着する筋肉で
ジャンプや歩行時に「土踏まず」がつぶされることを保護して
脚や体にかかる衝撃を少なくしてくれる働きをする筋肉です。
ジョギングやウォーキング、スポーツでのジャンプ動作、長時間の立ち仕事などで
その後脛骨筋という筋肉に無理・過剰な負担がかかってしまい、
足の内側くるぶしの下辺りが痛くなってくることがあります。
バスケットボールや陸上競技のジャンプ動作のある競技を行っている
学生に多く、後脛骨筋の炎症が生じる場合と
重症例では後脛骨筋腱の断裂がみられる場合とあるといわれます。
後脛骨筋は足裏のアーチを作る筋肉の1つで
大きい力が走る、ジャンプするなどの際に働く筋肉なので
オーバーユースや不良姿勢での運動等過度のストレスがかかると
後脛骨筋の腱に摩擦が生じて炎症を起こしてしまいます。
後脛骨筋腱炎は初期の状態では痛みも経度で
運動ができないほどの痛みにならないことがほとんどなので
我慢して運動を続ける人も多くいます。
我慢してスポーツを続けると症状が悪化して
治りにくくなってしまう事も考えられるので
早めにシッカリと完治させることが大切です。