2021/03/24 | カテゴリー:院長ブログ
みなさんこんにちは!
いのうえ整骨院で
自律神経/ストレス測定を行うと血管年齢も測定されます。
グラフでは測定した脈波の状態を表しています。
自律神経/ストレス測定ナノパルスで測定される脈波とは
心臓の拍動による胸壁や大きな血管の波形を
3分間の計測の中で表します。
心臓の動きに従い、
血管壁にかかる圧力や血管口径は変動します。
その変動が末梢に伝わる動脈系波動の変化を脈波と言います。
脈波は心臓の機械的運動と血行状態を観察できます。
少し専門的になりますが・・・
脈波は中枢の大動脈や頸動脈などを測定する場合もあります。
【圧脈波】と言います。
一般的には脈波というと
指先やつま先で測定する【容積脈波】を言います。
【容積脈波】は信号処理方法により、
脈波・速度脈波・加速度脈波に分けられます。
ナノパルスでは加速度脈波により、
皆さんの血管の状態を測定していきます。
なぜ?加速度脈波を使うのか?
脈波は純粋性を備えている
容積圧脈波を検出することで
血管の状態を把握するのに適していると言えますが
その表される波形が緩慢になってしまうので
波形の変化を見ていくのに限界が生じてしまいます。
そのためその容積圧脈波を細かく分析して行う
速度脈波が使われるという事になります。
脈波では区別が難しい圧変化過程を
容易に分析するために容積圧脈波を検出する
脈波を細かく分析したものが速度脈波といえます。
しかし、速度脈波も脈波の変化状態を理解していくのには
限界があるそうです。
そこで脈波の変化状態を
さらに活用しやすく速度脈波をさらに微分(2次微分)したものが
ナノパルスで使われている加速度脈波という測定法になります。
血管の状態を見ていくことは
「血管年齢」というわかりやすい指標にもなりますが、
ホルモンバランスや体のミネラルバランス等を表しています。
いのうえ整骨院で行っている自律神経測定では
その測定する脈波の状態から
その方の血管の状態を計測していきます。
脈波に関して、波形が単純、脈波自体が
他の状態が多く影響を与える因子があるといわれ
脈波では疾患に対して十分な情報が分からないといわれてきました。
また、脈波は末梢血管に関連した病気に対して
ある程度有効な手段に過ぎないとも言われてきました。
しかし、橈骨動脈を測定する検査が普及して
心臓の機能の低下に対する測定が可能であるという事が分かり、
脈波は心臓や血管の状態を
予測できるという研究も行われています。
そのような研究により、
脈波を見ていくとある種の心疾患には血行動態の状態によって、
脈波の波形に特徴的な変化があることもわかりました。
ナノパルスによる血管年齢の解析・・・
○心拍出強度 ○末梢血管弾力性 ○残血量 |
●動脈硬化 ●血管老化度 ●その他 |
→ 血管年齢算出 →
人間は年をとっていくと、
全身の機能が低下して老化していくことは避けられません。
血管についても例外でなく
高齢になると血管は狭窄したり、
動脈硬化が生じてしまうことも考えられます。
血管が硬化してしまうと
いつもと同じ血液が流れたとしても
動脈の内壁には通常より
大きな圧力がかかってしまうという事が考えられます。
そうなってしまうと血管の内壁にも傷がついてしまい、
硬化が進行してしまうこともあります。
タバコの有害性
年令に関係なく動脈硬化が起こってしまうことも考えられます。
そのリスクとしてまず挙げられるのが喫煙です。
喫煙によって、動脈内皮細胞に傷が生じ、
血管機能が低下してしまうとコレステロールが血管内膜に沈着して、
血管壁は固く、厚くなってしまいます。
血管を川に例えると
動脈硬化は川の底にたくさんの石や岩がある状態とします。
その石や岩(動脈硬化)がある場所は
川の流れが波立ったってしまったり、
流れが一定の速さで流れずに渦を巻くように
停滞してしまったりというような流れになることが
動脈硬化となった血管内で起きてしまうことも考えられます。
このようなたとえと同じように
血液の流れが乱れることによって
血管壁はさらに傷つけられてしまうという事も考えられ、
血管壁に脂肪や血小板が沈着することで
血栓を作ってしまうこともあるようです。
血栓は脳血栓や中風、心筋梗塞などの直接の原因となることも考えられます。
動脈硬化を進行させてしまう4つの因子
肥満・
高血圧・
糖尿病・
高脂血症は動脈硬化を進行させてしまう4因子と言えます。
いのうえ整骨院で皆様のストレス状態や血管の状態を観察する
「ナノパルス」での測定は指先での
脈波3分間測定によって
血管の弾力性や血液の循環をみていきます。
その測定値によっていのうえ整骨院に来院される患者様が
御自身の健康状態を把握してもらったり、
健康意識を高めて頂く“きっかけ”となっていただければと思っています。
心臓が大動脈から全身に血液を送る時に
心臓は機械的な運動によって血管に波動が形成されると考えられ、
この波動は障害物がなければ末梢まで流れていきます。
「ナノパルス」で測定する加速度脈波は血管の弾力性と
血液の流れる状態を見て、
血管の動脈硬化や血管の老化度を細かく観察できると思われます。
「ナノパルス」では
特徴的な血管老化状態を把握して
その方の年齢による加速度脈波の標準的パターンに基づき、
その人の現状の血管年令を予測できると思われます。
皆様の周りにも
ストレスや自律神経失調症、原因不明の不調や痛み、
冷え性、運動不足や
生活習慣による体重の増加などでお困りの人は多いと思われます。
そのような人には
「ナノパルス」でのストレス・血管年齢測定をお勧めします。
いのうえ整骨院で
「ナノパルス」によって測定するストレス測定では
測定結果により、交感神経/副交感神経の働き、深部の冷え、
交感神経/副交感神経の比率などを読み取ることができます。
通常では交感神経が高ぶっていると「ストレス状態」と考えますが
副交感神経の働きが高くなりすぎたり、
交感神経の働きがあまりにも低下しすぎても
「人間の体調」は崩れてしまうことが考えられます。
自律神経失調状態と言えます。
交感神経/副交感神経の働きや比率においては
アドレナリン・ノルアドレナリン・アセチルコリンなどの
神経伝達物質が関与してきます。
また、体が冷えている状態も血管の収縮・弛緩、
交感神経/副交感神経の働き関係してくることも考えられるので
神経伝達物質の分泌は人間の健康にとても重要と言えます。
神経伝達物質を大きく3つに分けると
アミノ酸系であるグルタミン酸、γ-アミノ酪酸、
アスパラギン酸、グリシンなど
ペプチド類のバソプレシン、ソマトスタチン、
ニューロテンシンなど
モノアミン類のノルアドレナリン、ドパミン、セロトニン
とアセチルコリンに分けられます。
アドレナリンやアセチルコリンなどは
皆さんがよく知っている神経伝達物質ですが
その他、皆さんが聞いたことのある神経伝達物質として
幸福感を感じる神経伝達物質ドーパミン
恐怖・不安を感じた時、集中力を高める時に放出される
逃走・闘争神経伝達物質ノルアドレナリン
興奮や怒りを感じた時に放出される
興奮神経伝達物質のアドレナリン
落ち着きや平常心でいられるときに分泌されるセロトニン
眠気を促すときに分泌される
睡眠の神経伝達物質であるメラトニン
ひらめき力を向上させる
記憶・学習神経伝達物質といえるアセチルコリン
幸福感・恍惚感を感じる脳内麻薬といわれる
エンドルフィンなどが有名です。
これ等の神経伝達物質も
たとえば休息神経の伝達物質といえる
アセチルコリンだけ多く放出されれば
ストレスから解放されるという事で必ずしもなく、
「バランス」が大切と言えます。
自律神経の緊張状態の指標となると思われる
アドレナリンは昼の神経、
アセチルコリンは夜の神経と言えると考えられます。
脳の感情機能に関係する
ドーパミンやノルアドレナリン、セロトニンでは
ノルアドレナリンは「不快な状況や感覚」を避けるように働き、
ドーパミンは「快な状況や感覚」を求めるように働きます。
セロトニンはそれらを「ちょうどよい状態」に調性を行います。
このような脳内物質を
それぞれバランスを保てることが大切だと考えられます。
「快を求める」ドーパミンが働きすぎて、
抑制が効かなくなると依存症になってしまう恐れがあります。
アルコール依存症がそれにあたると思われ、
パチンコや買い物依存症なども依存症と言えます。
また、覚せい剤への依存も制御不能状態と言えます。
ドーパミンが
「快を求め」「モチベーションを上げてくれる」からといっても
ドーパミンの過剰分泌では幻覚が生じてしまうことも考えられ
「統合失調症」という心体の状態となってしまいます。
ドーパミンがつくられなくなってしまったり、
不足すると「手足が震えたり」
「ふつうに歩くことが困難になる」と言った
運動機能の障害が生じてしまう
「パーキンソン病」という病気になってしまう恐れがあります。
脳内物質は幸福感を感じるドーパミン、
ひらめき力・記憶・学習を向上させる休息神経の
副交感神経の伝達物質といえる
アセチルコリンなどの働きが高ければ
よいというものではありません。
現代のストレス社会では
良好な睡眠・運動・食事が不足がちといえます。
このような不規則な生活によって
私たちの脳への悪影響が脳内物質の
バランスを崩してしまうことが考えられます。
その状態が長期間続いてしまったり、
ひどくなってしまうと
色々な心の病気や身体の不調に繋がってしまうことが考えられます。
ドーパミン・セロトニン・ノルアドレナリンなどが
バランスよく働いてくれることでストレスを受ける
私達の頭の中・身体も健康でよい状態が保てるという事が言えます。
神経伝達物質というと
自律神経に非常に深く関係する
アドレナリンやアセチルコリンが皆さんも知っているものとなりますが
セロトニンという物質も
私たちが健康で生き生きと活動していくためには
とても大切な神経伝達物質といわれています。
セロトニンは
ドーパミンやノルアドレナリンの活動を調節したり、
精神を安定させて不安感を無くしたり、
落ち着かせる働きがあるといわれています。
ドーパミンは意欲、やる気をおこさせる快楽物質といわれます。
ノルアドレナリンは
トウソウ神経伝達物質「闘争か!逃走か?」という緊急事態に働きます。
セロトニンは
そのドーパミンやノルアドレナリン過剰に放出されすぎたり、
不足したりすることを調性するのに働くといわれています。
セロトニン自体は
約90%が腸などの消化管にあって
消化管の運動を調整してるといわれています。
残りの約10%のうち8%は血小板に存在し、
血小板の中のセロトニンは止血作用があるといわれています。
セロトニンには血管収縮作用もあって、
セロトニンが過剰になることで脳の血管を収縮させてしまうので
片頭痛の原因になってしまうことも言われています。
また、延髄にあるおう吐中枢を刺激してしまうと
吐き気を起してしまう作用もあるようです。
よく「抗うつ薬を服用すると吐き気がして困る。」という
訴えもお聞きすることもありますが
抗うつ薬によるセロトニンの調整による副作用と考えられます。
神経伝達物質として
脳に働くセロトニンは体にあるセロトニンの2%程度といわれています。
セロトニンは作用する場所によって
興奮性/抑制性の両方に働くと考えられています。
セロトニンが不足するとうつ病や不安障害になってしまったり、
イライラ感が強くなって
攻撃的・衝動的な行動をとってしまう場合も考えられます。
セロトニンは
睡眠や覚醒、食欲、性欲などに関与してしていると考えられます。
抗うつ薬と他の薬を併用すると
発症するリスクが多くなるといわれる
脳内のセロトニン濃度が高くなりすぎる
セロトニン症候群ではイライラや不安、幻覚、
意識がもうろうとなったり、
頭痛、めまい、吐き気、異常発汗、下痢、
発熱、下痢、筋肉の異常な動き、手の震えなどが起こります。
セロトニンとドーパミン・ノルアドレナリンは
お互いに関係しあうと考えられます。
ドーパミン・ノルアドレナリンなどは
興奮系の「脳内物質」といわれます。
一方、セロトニンはドーパミン・ノルアドレナリンなどの
過剰な分泌を調整してくれる調整系の「脳内物質」と考えられます。
セロトニンの働きが良好な状態では心が落ち着いた状態になると考えられます。
そのセロトニンを適度に(必要十分に)分泌させるためには
質の良い睡眠が必要です。
そして、朝決まった時間に起きて
シッカリと朝日を浴びて活動し始めることもとても重要です。
そのためには交感神経・副交感神経野バランスが良い状態が
とても大切なこととなると思われます。
山梨県甲府市のいのうえ整骨院では「ナノパルス」による
自律神経測定を行い、
スーパーライザーによる自律神経調整
マイルドホットウェーブによる冷えの調整
フィールドフローレメシスによる神経伝達調整
12薬石メディストーンベッドによる神経リラックス
A2リハブトレーニングによるマイナス電子充填療法など
その人の不調状態に合わせた施術を行っています。