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「肩こり」とは「肩張り」とは
肩こりや肩張りの原因は
肩周辺の筋肉が硬化短縮(筋肉が硬くなり、縮んでしまう)状態と考えられます。
「私は肩が張る」「私は肩が凝ってつらい」という訴えがあると思います。
それでは「張る」「凝る」というのは違うものなのでしょうか?
いのうえ整骨院(K’sリカバリー鍼灸整体院併設)では
「肩が張るは肩の表層、肩が凝るは肩の深部の硬化短縮(筋肉が硬くなり、縮んでしまう)」
とわかりやすくするために皆様にはご説明しています。
それでは専門的に解説していくと
肩張りとは
一般的には“張り”という表現は
初期状態として感じる状態とも言えます。
よくスポーツ選手が「昨日の試合の後に足が張って」と訴えます。
その時に「走りすぎて足が凝って」という選手はほとんどいません。
コリは張りの症状が回復せずに筋収縮状態がどうやっても弛緩しない状態といえます。
初期の「肩張り」の原因として主に2つ挙げられますが
1つの原因として
不良姿勢による筋肉の過緊張(引っ張られすぎ、縮みすぎ状態が続く)によって、
血流やリンパの流れを阻害し、
肩周辺の組織の循環が滞り、
周辺は酸素不足に陥り、
エネルギー補給や疲労物質の代謝も悪化し、
筋肉が緩まなくなってしまったり、
血流、酸素不足により痛みを生じたり、
体液の循環不全により肩張りが起こるようになってしまいます。
2つ目の原因としては
筋肉の活動が激しすぎる(使いすぎ)ために
毛細血管が拡張しすぎて肩周辺の筋肉の老廃物等が多くなりすぎて
その状態を鎮静化するために多量の水分が筋肉に集中してしまい、
組織内がむくむような状態となって痛みが生じてしまいます。
スポーツ後の筋肉痛を考えれば
このような張りは数時間後から始まって1~3日後にピークとなり、
通常では1週間もすれば忘れてしまうのが普通です。
しかし、肩張りでは
「癖になった不良姿勢」
「間違った呼吸による肩周辺筋の使い過ぎ」により
「肩が張ってくる」ので
毎日常にスポーツ後の筋肉痛を作っているようなことになります。
肩に限らず、
筋肉の張りはその原因はその人により違っても
筋肉の浮腫、伸び縮みしにくくなり、痛みが生じます。
そして、張りが回復しないまま原因である
不良姿勢(猫背・反り腰・ストレートネック・スウェイバックなど)を続けてしまったり、
過剰な筋活動で筋肉への負担が続くと
事態はさらに肩コリへと進行してしまうという過程をたどります。
肩周辺の筋肉の張りが戻らないまま、
その筋肉に負担がかかり続けたり、
不良姿勢のまま生活していることで
肩周辺の筋肉の細かい血管(毛細血管)が圧迫され続け、
血流が悪くなってしまい、
組織に栄養・酸素がいきわたらずに疲労物質が溜まり続けることで
「肩こり」という状態が生じてしまいます。
コリという状態になってしまうと
筋肉を動かすエネルギーの役目のATP(アデノシン三リン酸)という物質も
少なくなって筋肉が縮まった状態で固定されてしまい、
それを自分でゆるめることはなかなか難しい状況に陥ってしまいます。
肩こり周辺の筋肉群は筋肉が縮んで、筋肉は硬くなってしまいます。
肩こりがずっと続き、長引くと筋肉は線維化してくるので
さらに厄介な状況に陥るので早めの対処と
自身での姿勢改善や血流など促進の運動療法の実践も大切です。