- 歩行中「膝がガクッ」と抜ける感じがある。
- 階段の昇降時がつらい、痛い。
- スポーツの後、膝が痛い。
- 膝の痛みを我慢しながら日常を過ごしている。
- スポーツをしているが常に下半身のスポーツ障害がつきまとう。
- もともと、O脚・X脚が気になっている。
- 立ったり、座ったりの動作が痛い。
- 正座がつらくなってきた。
- 歩いている時につまずきやすくなってきた。
- 膝が「真っ直ぐ」に伸びなくなった。
山梨県甲府市のいのうえ整骨院・いのうえ整体院に御来院頂く人の中でも“膝痛”というお悩みの人はとても多くいます。
膝の痛みや不調はなぜ起きるのでしょうか?
膝に痛みが発生してしまう理由として、捻ったり、ぶつけたりで「膝の痛み」が生じることはご本人も納得できます。
「膝が痛い」「痛くないけど動きにくい」「膝がいつも痛くなる。」
だけど・・・医療機関でレントゲン検査などでは「異常なし」と言われた。
「膝痛」は子供さん~高齢者・スポーツ愛好者まで多くの人を悩ませる「痛み」となります。
膝の痛みの発症として高齢者では「変形性関節症」という膝の変形での痛みが気になると思いますが
「膝」が変形するとどこが痛むとお思いでしょうか?
多くは「骨が変形するから骨や軟骨が痛むのでは?」というお答えになると思います。
しかし、実際は骨や軟骨にはポリモーダル受容器などという「痛みの感覚受容器」がありません。
つまり「骨や軟骨は痛まない」という事になります。
膝の変形での痛みでは「人間の治癒力」が「逆に痛みを発症させてしまう。」という皮肉なプロセスがあります。
膝への負担や老化により膝の中の関節軟骨の水分が減少
↓
膝関節・軟骨を修復させようと軟骨や関節内に血管が入り込む
↓
血管と一緒に神経も入り込んでくる
↓
歩いたりするときに神経を関節が圧迫するので「痛み発症」となります。
子供さんの「膝痛」の発症について先ほど「膝の関節はスタビリティ関節」のバランスが悪くなることで痛みが発生します。
※スタビリティ関節:身体を安定させる関節(例:膝、足首など)
※モビリティ関節:動きを伴う関節(例:肩、肘など)
オスグット・シュラッターについて
子どもの「膝痛」で代表的な傷病として「オスグット・シュラッター」という「成長痛」といわれる「膝痛」があります。
発症起点としては「成長期に過度なスポーツ活動を行った場合に発症しやすい。」と考えられていますが、実際は「同じように体が大きくなり、運動レベルも同じくらい」でも発症する人と、しない人がいます。
子どもの成長痛・スポーツ障害を含む「膝痛」の原因として
- スタビリティ関節(安定性関節)・・・体幹・膝
- モビリティ関節(動きの関節)・・・股関節・足関節のスタビリティ性・モビリティ性のバランスの崩れが考えられます。
スタビリティ性・モビリティ性のバランスを整えないと「痛みをぶり返す・繰り返す」ことにつながります。
スポーツ障害の「膝痛」発症について
スポーツ障害で引き起こされる外傷を伴わない「膝痛」「膝周辺痛」としては膝蓋靭帯炎(ジャンパー膝)、腸脛靭帯炎、脂肪体炎、関節ひだ棚障害、鵞足炎、有痛性分裂膝蓋骨、離断性骨軟骨炎などが思い浮かびます。
スポーツ障害での「膝痛」の発症としては、みなさんがその原因として思い浮かぶことは「OVERUSE・使い過ぎ」となると感じますが「OVERUSE・使い過ぎ」で発症するスポーツ障害による「膝痛」が“過度の使いすぎ”だけが原因で生じることはあまり考えられません。
実際、「そのスポーツを始めたばかり」「極度に追い込んだ練習をした。」
というのであれば“過度の使いすぎ”だけが原因として考えられますが、実際は
「いつも同じようにスポーツをしているけど・・・」
「いつもは少し痛みが起きても次のスポーツの時には治っているけど・・・。」
そして、趣味のスポーツ活動なので「痛みを我慢しながらしていたけどなかなか回復しない。」
ということが多くあります。
こんな状態で当院にスポーツ障害での「膝痛」でご来院される患者様は多くいます。
いのうえ整骨院ではスポーツ障害での「膝痛」においても身体の全身のバランス(骨盤のゆがみ・筋肉バランス・筋力バランス・関節整合性等)と身体的疲労回復度合いが「なかなか回復しないスポーツ障害」の原因となると考えます。
山梨県甲府市のいのうえ整骨院・いのうえ整体院の「膝痛」どうやって治すのか?
人間の関節をスタビリティ関節(安定性関節)とモビリティ関節(動きの関節)に分けて関節への治療を行っています。
膝の関節はスタビリティ関節/モビリティ関節のどちらでしょうか?
「膝の関節はたくさん動くから動きの関節でしょ」と多くの人は思うと考えますが「膝の関節」は実は体幹と同じで体の安定を図るスタビリティ関節になります。
いのうえ整骨院では「膝痛」においてもシッカリと症状の原因にアプローチしていきます。
まず、その「膝の痛み」の原因が骨なのか?神経なのか?筋肉なのか?靭帯なのか?
その炎症を起こしている「膝の状態」を見極めていくこと大切であると考えています。
骨や軟骨はご説明した通り、ひどくなると身体への回復反応が返ってあだとなり、通常では「痛みの受容器」がない骨や軟骨で構成される関節内の痛みにつながります。
神経的な痛み(神経性疼痛)も膝関節内へと命令を届ける「伏在神経」へのアプローチが必要な場合もあります。
伏在神経は足の付け根(股関節)の閉鎖神経からつながります。
筋肉からの原因である場合も特に「膝関節」の場合、太ももの前側「大腿四頭筋」という非常に大きな筋肉があるので筋肉由来のスポーツ障害には筋肉アプローチが大切です。
靭帯というと「捻挫?」という感じもしますがやはり大腿部~膝外側にかけて「大腿筋膜張筋~腸脛靭帯」という部位には靭帯アプローチが必要になります。
このようにいのうえ整骨院では体のバランスをしっかり診させていただき
① 骨盤矯正・骨格矯正・関節矯正が必要な人には『仙骨バランス療法』の身体バランス調整によりバランス調整を行ないます。
② 筋肉の硬結が原因であれば筋肉バランス調整『仙骨バランス療法』の筋バランス調整を行ないます。
③ 筋力のバランスの悪さが「つかい方の癖」により考えられる場合は『仙骨バランス療法』の筋力バランス調整を行ないます。
④ 疲労が蓄積することが考えられると自律神経の調性を『仙骨バランス療法』の自律神経(内分泌・免疫含)調整します。
というように全身的に心体のバランスやホメオスタシス(身体恒常性)のバランスを診ながら痛みの部位にシッカリと症状がとり除けるような治療を行います。
膝の痛み放っておくとどうなってしまうのか?
よく、
「あの人はあんなに膝が変形して曲がっているのに痛くないみたいよ?」
「レントゲンを撮ったら、左の方が変形がひどいといわれたのよ・・・私は右側の膝が痛いのに」
このようなことを聞くケースがあります。
膝の痛みが悪化してくると関節内への治癒反応としての血管の流入やそれに伴った神経が入り込むことにより痛みがより強度となってしまいます。
運よく「関節内への血管・神経の流入が最小限で痛みをあまり感じない。」という人もいますが「膝が痛みだしてきたけど私は大丈夫。」という保証はありません。
子供さんの「膝痛」においても「成長痛だから体が大きくなるまでは仕方のない事。」とは思わないでください。
お子様の「膝痛」は、「成長痛」も「発症する子」と「しない子」がいます。
そのため、膝痛を解消するためには、症状の本当の原因へのアプローチ大切です。
スポーツ障害でも「痛いけど何とか我慢してできるから・・・」という無理な状況は症状を悪化させたり他部位へのスポーツ障害や痛み・不調を拡大することになりかねません。
山梨県甲府市のいのうえ整骨院では「膝痛」の原因ともなる体の歪みもしっかりと診ながら
身体の痛み・疲労を摂るために必要なホルモンバランス等もしっかりと自律神経測定を行います。そして全身的にも回復を早めていける『仙骨バランス療法』での治療を行っています。
当院の『仙骨バランス療法』では、
- 身体バランス
- 筋バランス
- 筋力バランス
- 自律神経バランス
を整えることが出来ます。
「膝痛」でお悩みの人はぜひ、山梨県甲府市のいのうえ整骨院・いのうえ整体院にご相談ください。