2018/10/30 | カテゴリー:院長ブログ
いのうえ整骨院には自律神経の働きや比率を観察する
“ナノパルス”という測定機器を設置しています。
“ナノパルス”での自律神経測定では皆様に気になる「ストレス」や
「自律神経の働き」を表にして、プリントアウトできるので
ご自身の眼で確認できる利点があります。
実際は自律神経のバランスが崩れてしまうと
ある程度身体の動きや呼吸、身体の硬さを見ていくことで予想できます。
つまり、“ナノパルス”による測定値と呼吸や身体の硬さ、動きを見ていくことで
その人の自律神経の状態はより把握できやすくなります。
ストレスにより交感神経が過緊張状態の多くは
筋膜が過緊張状態で硬くなってしまい、身体の動きに硬い感じが確認できます。
また、交感神経優位の状態では呼吸が浅くなってしまうケースも多く見受けられます。
慢性的な肩こりや首コリ、背中コリの人には交感神経過緊張のために
呼吸が浅く、肩呼吸という人は多く見受けられます。
大きく深呼吸してもらうと肩呼吸の場合、すごくよく確認できますが
本人も気づいているケースも多く「呼吸が浅いことは分かっています。」
という人もいますが多くの場合では「呼吸が浅く肩呼吸になってしまっている。」
事は気づいていないケースが多くあります。
また、通常の呼吸では「浅い肩呼吸」でも目に見えるような方の動きはわかりません。
しかし、見えない小さな肩の動きが呼吸をしている間続いていることも考えられます。
首痛の人でも肩甲骨~頸部に肩甲挙筋という筋肉が付着しているので
呼吸により忙しくその筋肉が常に動いていることになります。
背中においても同様で僧帽筋という浅層筋、菱形筋、前鋸筋というような
背中の周り、肩甲骨回りの筋肉には「浅い肩呼吸」では常時ストレスがかかっている。
と考えてもよいと思います。
立体動体波による調整では「呼吸・自律神経」の調整が行えます。
肩呼吸の人は横隔膜の働きが低下してしまっている場合が多く、
周囲の筋膜の動きも悪くなってしまいます。
横隔膜と骨盤底筋・腹横筋・多裂筋で体幹を構成するので
横隔膜の動きは体幹を安定させるためには非常に重要と言えます。
横隔膜・筋膜の動きが悪い場合の自律神経調整として
立体動体波を使った手首への通電法もあります。
横隔膜と頸部の自律神経、腹横筋に働きかける
「呼吸調整法」も立体動体波での調整法にはあります。
山梨県甲府市のいのうえ整骨院ではスーパーライザーの星状神経節照射をはじめとして
今回ご紹介した立体動体波を使った自律神経調整、
呼吸を調整して自律神経に働きかける方法等
浅い呼吸で自律神経の不調を感じる方
肩呼吸で肩こりや首痛・背中のツッパリ、
猫背・ストレートネックでお困りの人はお気軽にお問い合わせください。